このたびは「フィニッシュブロー人気投票」に大変たくさんのご投票をいただき、誠にありがとうございました。おそらく私と同年代の方たちが、未だにリングにかけろに熱い思いをお持ちのことを嬉しく感じながら、とても楽しい気持ちで集計させていただきました。
今回は取り急ぎ速報ということで、第1位から10位までを発表させていただきます。なお全て手作業にて集計を行いましたので、多少集計ミス等があるかもしれませんが、ご容赦いただければ幸いです。
1位 ギャラクティカマグナム

やはりと言うべきか、リングにかけろの代名詞とも言えるギャラクティカマグナムが栄光の第一位に輝きました。
ただ、そもそも今回、投票方式を「好きなパンチ2つ」にしたのは、1つだとギャラクティカマグナムに票が集中してしまうのを危惧してのことだったのですが、そこまでの大差ではなかったのはむしろ意外でした。
察するに、このブログをご覧いただいているのは結構コアなファンが多いため、メジャーすぎるこのパンチは逆に敬遠されてしまったのではないかとw まあ、それでもこれだけの票を集めるのはさすがですね。
それにしても、主人公のものではない必殺技が、その作品の代名詞的存在になっているというのは、本当に極めて稀な例だと思います。
2位 スペシャルローリングサンダー

途中経過では一旦首位をも奪ったスペシャルローリングサンダー。最終的にはギャラクティカマグナムにトップを譲りましたが、今回は「ローリングサンダー」を別のパンチとして集計しているため、仮に同一のパンチとして集計していれば、こちらが上でした。
要因としては、「いぶし銀」と呼ばれる志那虎の人気がそのままパンチの人気に結びついた感じでしょうか。 意外なことに、志那虎は結構女性にも人気があるのですねw
コメントにもありましたが、影道戦で「この志那虎が手ブラで帰ってきたとでも思っているのか!」と、3連打のRTから5連打のSRTに進化したのは、まさに鳥肌が立つほどの格好良さでした。
3位 影道雷神拳

このパンチに投票した人のほとんどが、「ドーン!」という擬音と、片膝を着いたポーズを選んだ理由に挙げています。たしかに日本語擬音のパンチは他にほとんど無いですね。またこの雷神拳は「何の説明も無くただパンチ名を叫ぶだけ」の最初のパンチだと思いますw
影道総帥は鳳閣拳、冥皇拳、龍極破にもかなりの投票があり、票が分散してしまったのがちょっと残念でしたが、おそらくキャラ別の人気投票を行ったら、この人が一位ではないかと考えてしまいます。
4位 ブーメランテリオス

ここでようやく主人公のパンチの登場です。竜児も総帥同様、ブーメランフック、スクエアー、ウイニング・ザ・レインボーと票が分散してしまった嫌いがありますが、中でもこのテリオスが頭一つ抜け出たのは、やはり「テリオスとは・・・まさか・・・あの・・・」が大きな原因でしょうか?w まあ、結局何だったのかは今でも謎ですが。
阿修羅編では新しい描画の技法を試してみたりと、やはり何かと印象深いパンチだったことはたしかですね。
5位 ブーメランフック

続いて竜児のパンチです。皆さんのコメントを見る限り、このブーメランフックに票が集まったのは、何と言っても「リングにかけろにおける最初の必殺パンチ」だったことが最大の要因だったのではないでしょうか。
しかもこの頃はまだ「どんなパンチか」の一応の説明がありまして、「非力な人間でも大きな威力を発揮できるコルク抜きの原理を応用したコークスクリュー」とのこと。やっぱり当時の少年たちに「自分にもできそう」と思わせたのは大きかったですよね。
まあ、この後すぐに、風圧で壁に穴が開くわ、パンチ食らった人間が体育館の窓ガラス破って場外に吹き飛ばされるわという漫画になるとは、誰も思わなかったですけども・・・w
6位 ジェットアッパー

一番好きというわけではないけれど常に安定した人気がある・・・ジェットアッパーはそんなパンチなのだと、今回集計をしていて感じました。その意味では投票方法が「好きなパンチ2つ」だったことの恩恵を一番受けたのがこれだと思います。
人気の秘密はその直感的なネーミングと、定番の「JET!」の背景でしょうか。そしてリングにかけろ2で、麟童のファイナルブローがこのジェットアッパーだったこともポイント高いです。
7位 影道龍極破

この技がフィニッシュブローなのかと言われると、多少ビミョーなところではありますがw これで影道総帥は2つ目のベストテン入りです。総帥、強いですね。冥皇拳とのコンボでの投票が目立ちました。
それにしても「相手を動けなくする」などという、およそボクシングとは思えないような技が、何の違和感も無く読めてしまうのが、リングにかけろ、車田御大のすごいところだと、つくづく思うのでありました。
8位 スコルピオンクラッシュ

日本ジュニア&影道総帥以外では最上位にランクインしたのがスコルピオンクラッシュ。通常、敵(?)のパンチは作中で1回しか登場しないのですが、これは対剣崎、対カサンドラ、対オリオンと、作中で3回も使用されたのが印象が強い原因かもしれません。
自分の名前を臆面も無くパンチ名にしてしまうとは、さすがドイツ軍団30万人を率いる総統ですね。ちなみに他に名前=パンチ名なのはブラデッドメデゥーサなどがあります。
9位 ハリケーンボルト

「ハリケーンボルト一択!」「石松が一番好き!」などの熱いコメントが非常に多かったのがこのハリケーンボルトでして、「ああ、石松を好きな人がこんなにたくさんいるんだ」と、集計しているこちらまでうれしくなりました。
スパイラルタイフーンに票が分散しなかったのは、急降下で一直線に敵をぶち抜くハリケーンボルトこそが石松のストレートな気性を反映しているからだと、個人的には推測しています。
10位 ギャラクティカファントム

威力はマグナムにも勝るギャラクティカファントムですが、予想通りというか、人気的にはちょっと差が付いてしまいました。その理由については以前にも色々と考察しましたが、まあマグナムは初登場時のインパクトが強すぎましたよねぇw
ただ現実的にはスコルピオン戦以外はほぼこのファントムがフィニッシュブローになっているわけですし、個人的には背景の星々も神秘的で大好きです。
ということで、10位まではやはりそれなりにメジャーどころがランクインしましたがw 次回は11位以降について紹介する予定ですので、今しばらくお待ちください。
