「2」で分かったこと まとめ

リングにかけろ2

「なぜオンボロジムの会長がカイザーナックルを持っていたのか?」 連載当時疑問を持っていた人はかなり多いはずで、実際現在でもTwitterなどではこのような投稿が結構見受けられます。一応「リングにかけろ2」(以下「2」)ではその理由について描かれているのですが、「2」は未読の人や途中で挫折した人も多いため、今回は「2」で明らかになったことをまとめて紹介していきたいと思います。

①なぜオンボロジムの会長がカイザーナックルを持っていたのか?

戦時中の昭和16年、強さを追い求め武者修行をしていた若かりし日の大村蔵六は、初代影道総帥の元を訪れ闘いを挑みますが、制極界を張った総帥に敗れ、拳闘の道を究めたければギリシアに行くように説かれます。そして先々々代ゼウスと闘い、カイザーナックルの片方を持ち帰ったとのことでした。なるほど、あの好々爺のような大村会長にも血気盛んな時期があったわけですね。

ただ一つ疑問が残るのは、これだと先々々代ゼウスはそれまで両方のカイザーを所有していたことになり、それは十二神戦の際にゼウスが口にしていた「はるか昔より誰も得ることの出来なかったふたつのカイザーナックル」という言葉と矛盾するのですよね。ただまあ、この設定自体がかなり後付け感の強いものなので、細かいことは気にせず次に進みますw

②河井姉の名前は「貴子

「ふぁんろーど」のインタビューで河井姉の名前の話題になった際に、石野真子のファンだった車田正美先生が「真子でいんじゃね?」と答えたことから、真子だと思っていたファンも少なからずいたようですが、「2」で河井姉の名前は貴子であることが明らかになりました。

ただ原作の改訂版(リングにかけろ1)は「2」の連載が始まってしばらくしてから発行されたため、「1」でも以前の「ねえさん」の部分が「貴子ねえさん」などに改変されています。ちなみにこれで、主なキャラクターで名前が分からないのはほぼ志那虎パパのみになりました。パパは「2」では全く登場しなかったので、おそらくこれはもう永遠の謎となってしまうのでしょう。

③河井武士は阿修羅ではなかった

続いてもう一つ河井家ネタです。河井武士が阿修羅一族の人間だというのは、当時かなりショッキングな展開でした。姉の貴子さんも「武士は河井家の人間ではない。阿修羅から預かり育てた子」だと言っていたため、誰しもが二人は実の姉弟ではないと考えたものと想像できます。

しかし、なんと「2」ではそれが根底から否定されるのです。貴子さんはマインドコントロールを受けてそう思い込まされていただけで、二人は間違いなく姉弟だというのですね。まあ、あれだけ顔がそっくりなので、姉弟じゃないという方がむしろ不自然だとは思うのですが、まさかこれほどはっきりと否定されるとは・・・。

私自身も「血が繋がっていないのなら結婚できるんじゃね?」などと考え、「2」では二人の子どもが登場するのではなどと妄想したものですが、何のことはない、武士は正真正銘河井家の人間であり、二人は間違いなく姉弟なのでありました。

④十二神は世襲制

天才剣崎をして「オレたちより実力は数倍上」と言わしめたギリシアジュニア。特にアポロンやテーセウスは十二神、少なくてもカサンドラ、クレウサなどよりは明らかに強いのではと思わせるものがありました。

実際、「2」でアポロンの息子・サンは「どうしてアポロン家は十二神になれないのか」と不満を持っていましたが、実はその答えは単純で、「十二神は世襲制」だからw まあ最終的には世襲制を止め実力主義になったようですけれども。

ちなみに「2」ではヘルメスなる新顔が登場し、入れ替わりにメデューサが十二神を降格になっています。世襲制ならよほどのことがない限り格下げにはならないはずなので、「一体、何をやらかしたんだメデューサ!?」とちょっと心配になってしまいました。

⑤フィニッシュブローの原理

初期のリングにかけろでは「ブーメランフックの正体はコークスクリュー」とか「ローリングサンダーは目にも留まらぬ速さの三段撃ち」など、どんなパンチなのかの一応の解説はあったものですが、次第に何の説明も無くただパンチ名を叫ぶだけのものになっていきました。

特にブーメランテリオスなどは、パンチを食らった相手が皆「テリオスとは・・・まさか・・・あの・・・」と呟きながら倒れていくものの、結局最後まで謎が解き明かされることは無かったため、ファンの間でも「結局何だったんだよ!?」と語り草になったものです。

しかし約20年の時を経て、「2」では幾多のフィニッシュブローの謎が解明されます。ギャラクティカマグナムは「負電荷を帯びたプラズマスパイラル」だそうで、「サルマネ程度なら誰にでも出来る」とのこと。ただ、あそこまでの威力を発揮できるのは天才・剣崎順だからこそだと、一応は剣崎のことをリスペクトしていましたね。

そして最終話ではギャラクティカファントムとブーメランテリオスについての解説もありましたが、正直、何回読み返してもどういう原理なのか全く理解できませんでしたので、野暮な突っ込みは止めておきますw 関係無いですが、麟童と竜童のタイトルマッチで、麟童の最後のパンチはなぜかジェットアッパーでした。

⑥パンドラの箱は心理攻撃

日本対ギリシアの世界大会決勝を前に、突如として現れた謎の少女パンドラ。彼女は「あけてはいけない」と言い残して竜児に小箱をプレゼントします。

その報告を受けたアポロンは非常に驚いており、また実際に蓋を開けると日本ジュニアの面々が一斉に苦しみだしたものの、その後はケロッとしていたので、「結局パンドラの箱とは何だったんだろう?」との疑問は最後まで残ったのでした。

そして「2」でもパンドラの箱が登場するのですが、この時にパンドラ自身(大人Ver)が「以前のは心理攻撃だった」と語っているのですね。ただの心理攻撃なら、なぜアポロンがあれほど驚いたのかなどの疑問は依然として残りますが、本人が言っている以上そういうことなのでしょうw

ちなみに「伝説に名を借りての闇討ち」で、ギリシアの雑魚たちが言っていた「あれをやるしかない」の「あれ」とは何だったのかは、アポロンの制止がかかったため、いまだに分かっていません。おそらく朱雀七色陣や阿修羅総拳陣のような「全員で殴りかかる系」の技だったのではと思いますが・・・。

ということで、ここまでリングにかけろ2で明らかになったことを6つ紹介してきました。他にも「ドン・ジュリアーノは13歳の時にすでに子どもがいた」とか「石松の左目はほとんど見えていなかった」などの小ネタもいくつかあるので、また機会があれば取り上げてみたいと思います。

※リングにかけろ2はこちらで電子書籍や中古のコミックスなどが全巻揃っていますので、未読や途中挫折の方はぜひ最後までお読みくださいませw

タイトルとURLをコピーしました