海神ポセイドン

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46年前の今頃、十二神戦は佳境に差し掛かり、竜児対ポセイドンの死闘が繰り広げられていました。一つ前の試合では、「ポセイドンと並び力はゼウスと同格」と評されたハーデスが、多少苦戦はしたものの、剣崎にあっさり倒されたことから、実はポセイドンもそれほど大したことはないのではないかとも考えていたのですが、ところがどっこい、彼は滅茶苦茶強かったのでした。ブーメランテリオスの初お目見えや巨大ゼウスなど他にも見所たっぷりなので、今回はこの「海神ポセイドン」について考察してみたいと思います。

試合開始早々、ポセイドンのフィニッシュブロー「サイクロンメイルストローム」が炸裂。竜児はスクエアーで応戦しますが全く刃が立ちません。で、この時の観客評が「今まで見た中で最強の男」でした。観客の皆さんは世界大会の際にアポロンのことを「剣崎を数倍上回る強さ」と表現していましたが、今度は何と言っても「最強の男」です。ポセイドンの強大さが伺い知れますね。

ちなみにサイクロンメイルストロームは
Cyclone(サイクロン):旋回する暴風、巨大な低気圧、つむじ風
Maelstrom(メイルストローム):大渦巻き、すべてをのみ込む激しい渦潮
を組み合わせた造語で、直訳すると「暴風を伴う大渦巻き」「荒れ狂う旋風と渦潮」みたいな感じでしょうか。「海神」にふさわしい洒落たパンチ名だと思います。

私はこのパンチ名が全てのフィニッシュブローの中でも一二を争うくらいに大好きでして、やたら長ったらしいのにもかかわらず、不思議と声に出して叫びたくなるのですよね。それで下記のようなパロディを作ってTwitterに投稿したところ、たくさんのリプをいただきました。お気づきの方も多いとは思いますが、元ネタは日米決戦のブーメランフック対ブラックスクリューですw

もう一つ付け加えると、リングにかけろ2で明らかになったのは、サイクロンメイルストロームとは、三叉の鉾にちなんで三発のパンチを同時に放つブローみたいです。「ローリングサンダーかっ!?」と突っ込みを入れたくなりますが、絵的にはフックのようなので、きっと高速フックの三連打なのでしょう。

話しを戻すと、地べたに這いつくばっている竜児に対し、ポセイドンは「実はゼウスに会った者は一人もいない」と語ります。これに対し竜児は「ゼウスという男など存在しない」「十二神の名の下に作り上げた偶像だ」と叫ぶわけですが、これはまさに「我が意を得たり」で、私も当時、実はゼウスなどいないのではないかと考えていたのです。なので一瞬、「ほら、やっぱり俺の思っていたことは正しかったのだ」と優越感に浸りましたが、その後すぐに「巨大ゼウス」が出現して、その自信は脆くも崩れ去ったのでした。

私はこのブログを始めた際に、一番初めの投稿で巨大ゼウスについて書きましたが、それほど、数あるリングにかけろの謎の中でも、これは最大の謎なのですよね。「なぜオンボロジムの会長がカイザーナックルを持っていたのか」など、リングにかけろ2で明らかになった謎もいくつかありますが、この巨大ゼウスについては未だに解明されていません。ともあれ、ゼウスは間違いなく実在するのでした。

再び話しを戻しまして、巨大ゼウスの姿に怯えたポセイドンは、これまでの完璧なボクシングが影を潜め、一気に竜児の形勢逆転を許してしまいました。ゼウスも、もう、味方をビビらせてどうするんだよという感じです。

そしてブーメランフック→ブーメランスクエアーと続いたブーメランの最終進化形・ブーメランテリオスが炸裂します。何度か不発を繰り返したものの最後にはポセイドンをリング下に叩きつけ、かの有名な「テリオスとは・・・まさか・・・あの・・・」の名台詞を残すことになります。ただなぜかこれは改訂版では改変されてしまっているのですよねぇ。

前にも書きましたが、テリオスの原理についてはやはりリングにかけろ2で一応の解説があるのですが、ポセイドンが最後に言い残したかったのはこの事だったのかどうかは定かではありませんw

最後に、私は当時、自動車教習所の卒検に合格して、喜び勇んで帰りに買った少年ジャンプでこのポセイドン回を読みました。あれから46年、今ではそろそろ免許の返納も考えなくてはならない年齢です。本当に時の経つのは早いですね・・・ということで、今回の締めとさせていただきます。

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