前回は剣崎が誕生パーティーの席上で加奈ちゃんを公開処刑(?)して、菊ちゃんに大々的なプロポーズを行ったところまで書きましたが、今回はその続き、「リングにかけろで最も好きなシーン」と言う人も多い剣崎対石松のバトルからです。
剣崎のプロポーズをテレビで見て、大きなショックを受ける石松ですが、正直、私は石松がここまで本気で菊ちゃんのことを好きだったとは思っていなかったのですよね。
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初登場の時から石松は「誰かれお構いなしの陽気なスケベ」というイメージだったため、菊ちゃんのことも単なるコミュニケーションの一環として「好きだ好きだ」と騒いでいるだけだろうと考えていたのです。
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それが十二神・ペガサス戦の前の剣崎とのやり取りを見て、「えっ、石松は本気だったの?」と、少し認識を改めた次第でした。
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さて、誕生パーティーの会場から、ジーザスとのタイトルマッチ会場である後楽園球場に向かう剣崎の車を待ち伏せた石松。車がどのルートを通るか予測してそこで待ち伏せるとは、石松らしからぬ緻密な行動でしたね。
ちなみに個人的には、この非礼を詫びる石松に、薄笑みを浮かべ、あっさりと「気にするな」と返す剣崎が、無性に格好良く感じられました。
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そして「ケンカ」が始まり、一進一退の攻防を繰り広げた後、「チャンピオンベルトとひとりの女とどっちが大切なんだ?」という問いかけに対し、超有名なこのセリフ・・・
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さらにギャラクティカマグナム対ハリケーンボルトという、本邦初となる日本ジュニア同士の必殺ブロー対決へと続く展開は、まさに息をつく暇もありませんでした。
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最終的には剣崎の勝利となり、石松はボクシングから足を洗う決意をするわけですが、ここですごく感動したのは、その石松を剣崎が強くリスペクトしていることです。あの自信家の剣崎が「石松が本気なら今ごろ自分は病院行きだった」と素直に認めているのを見て、「ぜひこの会話を石松にも聞かせてやりたい」と思ったものでした。
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一方、石松は石松で「竜児や剣崎がいるんじゃ一番星になれない」と弱音を漏らしていましたが、少し野暮な突っ込みになりますが、明らかに階級が違う剣崎と互角に近い勝負ができるのですから、自分の階級なら十分世界チャンピオンになれるくらいの力はあると思うのです。そんな石松も少し見てみたかった気がします。
話をタイトルマッチに戻すと、後楽園球場では、石松とのバトルで時間を取られ、未だ到着しない剣崎に観客から大ブーイングが起こりました。もう皆さん、好き放題言ってますね。
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しかし剣崎が会場に到着するやいなや、今度は「待ってました!」の大合唱。もう、変わり身がすごすぎますwこの試合に限らないのですが、どうもリングにかけろに登場する観客はあまりにも気分屋な人たちが多いと思うのは私だけでしょうか・・・・。
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ということで、前回、今回とかなり前置きが長くなりましたが、次回はようやくw剣崎対ジーザスのタイトルマッチ本戦です。
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